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ルワンダ・ニャルシザ バフ (中煎り) 650円/100g(税込)
ルワンダ共和国南西部南ニャマガベ群標高1700m地帯のニャルシザCWS産ブルボン種。
 1994年にわずか100日の間に100万人(人口1000万人)もの国民が大量虐殺されるジェノサイド(ある人種・民族を、計画的に絶滅させようとすること。集団殺害)が起きたルワンダ。

 その後、この悲惨な状況から脱却するためにルワンダ国内で復興運動が起こり、2000年代には急激な経済成長を遂げて「ルワンダの奇跡」と呼ばれました。その復興の中で、コーヒーの生産が貢献した部分が大きく、現在では輸出総額の25%がコーヒー豆の輸出になっています。
 もともとルワンダのコーヒーの歴史は植民地時代にヨーロッパの国から移植されて半強制的に栽培が行われたのがきっかけでした。植民地時代に農家は70本のコーヒーの木を栽培することが義務付けられたのが始まりであり、今でもその名残で大規模なコーヒー農園はなく、小規模農園がほとんどになっています。
 ルワンダは「千の丘の国」というニックネームがあるほど標高の高いエリアとなっています。コーヒー豆の栽培は主に標高1,500m〜2,000mの高地で行なわれており、もともとは熱帯気候で気温が高い国ではあるのですが、高地による気温低下によってコーヒー豆を栽培するのに最適な気温となっています。
 過去の大虐殺の影響で成人男性が少ないルワンダでは他の国と違って多くの女性がコーヒー産業で働いています。ニャルシザ・コーヒーウォッシングステーション(CWS)は、
母体となるBuf Coffeeが2007年に開設しました。
 Buf Coffeeは『コーヒーによって人々を勇気づける』『パイオニアとしてルワンダのコーヒーをリードする』『技術的な挑戦と改善に努める』という企業理念のもと、ルワンダのコーヒー生産においてリーダーシップを発揮しています。
 創始者は、エピファニー・ムカシャカ女史。ルワンダスペシャルティコーヒーのファーストレディと言われており、現在もBuf Coffeeの代表を務め、息子のサミュエル氏とアロイス氏と共に運営をしています。
フローラルな香りがあり、優しく口の中を包み込む余韻が印象的です。質の高い酸味をベースにしながら甘味と程よいコクを持ち合わせています。
ルワンダのコーヒーを飲んだ事のない方には、ぜひ飲んで頂ければと思います。

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